2026-07-15
アルツハイマー病の治療候補、まさかの10円玉成分
アルツハイマー病の原因物質を、銅を含む化合物が42%減らしたという研究が出た。発表したのはオーストラリアのモナッシュ大学。世界中の研究室が最先端の創薬でしのぎを削るなか、有望株の中身が10円玉でおなじみのあの元素だったらしい。
もちろん硬貨を舐めても治らない。効いたのはあくまで銅を専用の化合物に仕立てたものだそうで、素材の勝利というより料理の勝利である。
人類は二千年以上、答えの候補を握りしめたまま買い物をしていたのかもしれない。小銭入れの底で雑に扱われてきた銅、ここに来ての大出世である。長い下積みが報われてほしい。