2026-07-18
駅の広告枠、何も売っていないときがいちばん愛されている
広告が売れなかった駅の枠には、代わりに風景写真が差し込まれるらしい。関西を中心に、この写真を「ポピー」と名付けて集めている人たちがいるという。名付け親は写真家で、音楽家の仲間と一緒に収集しているそうだ。
つまり駅の広告枠は、何も宣伝していない瞬間にだけファンがつく。企業が金を払って奪い合う場所で、ただの風景写真が一人勝ちだ。
売れ残りに名前がつき、愛され、取材まで受けた。世の空き枠すべてに希望が湧く話である。明日は駅で、何も売っていない広告を探してみてほしい。