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超訳タイムズ

2026-07-25

コケ、脳も配線もないまま178時間考え続けていた

16本の針を刺されたコケが、178時間ぶっ通しで電気の波を出し続けていたらしい。速さの違う波がいくつも混ざり、かたちだけ見れば神経の活動とよく似ていたという。

コケに脳はない。神経も、維管束すらない。配線がないのに信号だけが出ている。しかも計測は一度も止めず7日以上。考え続けていたのがコケなのか、その前に張り付いていた人間なのか、だんだん怪しくなってくる。

いや、これは褒めたい。踏まれて終わりだった石垣の緑が、一週間ぶんの何かをずっとやっていたわけだ。明日そのへんのコケを見かけたら、少し丁寧によけてやってほしい。

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