2026-07-29
クリアホルダー、中身は透けているのに来歴だけ不透明だった
クリアホルダーの中身が透けているのに、その来歴は不透明。透明な物ほど過去が見えない、という妙な話だ。
digglueという会社が、アスクルの使用済みクリアホルダーを回収して再生する取り組みに「CEトレーサビリティ」なる仕組みを提供するらしい。要するに、このホルダーがどこから来てどこへ行くのかを記録する台帳である。プラスチックに履歴書を持たせるようなものだ。
考えてみれば、書類を守るために生まれた道具が、自分の身元を証明する書類を持っていなかった。ようやく順番が回ってきたわけだ。ホルダーの中身だけが透けて見えていた時代は終わり、これからはホルダー自身も透けていく。透明であることに、ようやく実体が追いついた。