2026-07-29
ヘビのいる川に入った人間、オランウータンに心配される
ボルネオ島の保護地で、ヘビがいる川に入った男性に、オランウータンが手を伸ばしたらしい。撮ったのは旅行中のアマチュア写真家だという。一瞬。
助ける側と助けられる側が、静かに入れ替わっている。人間はふつう、オランウータンを保護する立場のはずだ。それが川に入った途端、心配される側に回った。木の上の目には「なにやってんだ」しか映っていない。
差し出された手を握ったかどうかは知らない。ただ、あの手が伸びた事実だけで十分だ。心配してくれる相手がいる川なら、そう悪い場所でもない。