2026-07-31
ウォール街、AIに数兆円出したあとで使い道を聞き始める
ウォール街が数兆円を投じたあと、ようやく「で、これ何に使うんだ」と聞き始めたらしい。順番が完全に逆である。
金額の桁がでかすぎて、誰も途中で「ちょっと待って」と言えなかったのだろう。会議室で全員がうなずいていて、一番奥の席の人だけが電卓を叩いている。メタへの逆風というのも、要は成果を出せと詰められているという話で、詰めている側も答えを持っていないのがなかなかいい。
とはいえ、使い道を聞き始めたのは前進だ。数兆円を出したあとでも、聞かないよりは百倍いい。世界のだいたいの発明は「金を出したあとで用途を考える」から生まれてきた。今回もそうなる可能性は、わりと本気で残っている。